不眠症の原因と対策方法

不眠症の原因にはさまざまなものがあります。
誰もが発症数する可能性のある病気なので、その特徴や原因として考えられるものをしっかりとおさえておきましょう。

 

 

そもそも不眠症とは?

 

布団に入ってもなかなか寝付けない、寝てもすぐに目が覚めてしまって十分な睡眠を取ることが出来ない。そして、睡眠不足で日常生活にも影響が出てしまう…。不眠症は、一度陥ってしまうとなかなか改善が難しく、辛い症状です。長期にわたって苦しめられている人も、少なくはないと思います。
不眠症は、ただ眠れなくなるというだけの病ではありません。治療のためには、不眠症に陥るに至った根本的な原因を解決していく必要があります。まずはなぜ不眠症になってしまったのかを突き止めていくことが、治療への第一歩であると言えます。

 

不眠症として診断されるには、以下の二つの条件が認められる必要があります。
まず一つ目は、「不眠の状態が一か月以上続いている」ということ。
眠ろうとしてもなかなか眠れない、眠ってもすぐに目が覚めてしまうなど、極度の緊張状態などによって一時的に睡眠障害のような状態になるという経験は、誰もが身に覚えがあるのではないでしょうか。しかし、時にはこの症状が一か月以上改善しないこともあり、その場合不眠症と診断されます。
また、一か月以上の不眠状態が続くと、「日中、精神や身体にさまざまな不調が現れ、日常生活に支障をきたす状態」になります。これが、不眠症と診断される二つ目の条件です。

 

どんな症状があるの?

 

不眠症の症状の現れ方は人それぞれ違っています。
布団に入ってもなかなか寝付けない「入眠障害」。
眠りが浅く、眠れたとしても夜中に何度も目を覚ましてしまう「中途覚醒」。
早朝、自分の意思とは関係なく目が覚めてしまう「早朝覚醒」。
睡眠時間は取れているのに、眠れた気がしない「熟眠障害」。
主に、以上の四つの種類に分けることが出来ます。

 

不眠症の原因とは?

 

不眠症の原因は、その症状以上に千差万別です。
まず、心理的原因としては、不眠症になる以前の出来事によるストレスが関連していることが考えられます。例として、身近な人の死によるショックや仕事上のストレスなどが挙げられます。
それらの心理的なストレスが強い不安感や抑うつなどの精神の病に至り、精神医学的原因となって不眠の症状として現れる場合もあるでしょう。
また、薬理学的原因としては、アルコールや、カフェイン、ニコチンなどの習慣的な摂取により、不眠の症状を引き起こすことが考えられます。日常的に服用している薬の副作用などが原因となることもあるようです。
不眠症は、ただ単に「眠れない」というだけの病気ではありません。さまざまな原因によって精神や身体に異常が現れた結果、睡眠障害という症状となって現れます。原因がさまざまである以上、その原因に対応した治療をしていく必要があるのです。

 

 

 

不眠症は、「眠れなくなる」というだけの病ではありません。体の不調、ストレス、生活環境など、その原因は人によってさまざま。
そんな辛い不眠症を治していくためには、どのような方法があるのでしょうか。

 

 

 

不眠症の治し方とは?

 

その原因にはさまざまなものが考えられます。そして原因が何であるかによって、当然治療法も異なったものになります。
現代社会に多いと言われるストレスが原因の場合、治療はまずストレスそのものの原因を追究していくことから始まります。また、ストレスや心配事を忘れてリラックスできる時間を作るようにすることも大切です。アロマテラピーやお灸、ツボ押しなども効果的な方法です。
身体的な疾患や精神的な病が原因の場合は、専門医による正しい治療を受け、その疾患を治していくことが必要です。服用している薬が原因となっている場合もあるので、医師に相談して薬を変更することが必要になる可能性もあります。
また、昼夜逆転生活が続くことによって夜間に眠れなくなり、日中に眠気が襲ってくるという状態になったり、眠るときの環境が悪いこと(近隣の騒音、家族のいびきなど)が原因となる場合も考えられます。
不眠症は、体や日常生活に異常があり、それが限界に達した時に現れるSOSサインとも言えるのではないでしょうか。

 

大切なのは、焦らないこと

 

不眠症に陥ると、夜間に十分な睡眠を取ることができなくなることで生活習慣の乱れにつながる場合もあります。
例えば、ストレスが原因で不眠症に陥った場合、眠れないからと寝る前にお酒を飲むことは、睡眠の質をさらに下げてしまうことになるのでNGです。アルコールによって寝付くことはできても、眠りが浅くなってしまい不眠症を悪化させることになってしまうのです。アルコール中毒になる危険性もあります。
また、「眠らなければならない」と強く考えすぎることは禁物です。焦りや緊張状態につながり、さらにそれがストレスとなって不眠症の原因を増やしてしまいます。まずは、夜にリラックスできる空間と時間を作り、眠くなってから布団に入るようにしましょう。
原因と考えられる疾患や環境などを改善しても不眠症が完治しない場合は、医師によって患者に合った睡眠薬を処方されることもあります。もしも不眠症になってしまったと感じたら、眠れないことで自分で自分を責めたりせず、また苦しい状況を放置せず、医師に相談して正しく治療をしていきましょう。

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