市販の睡眠薬の副作用

 

一般手的に、副作用の少ないと言われている市販の睡眠薬。
本当に副作用の心配はないのでしょうか?
市販の睡眠薬には、副作用は少ない?

 

医師の処方なく、ドラックストアなどで買うことのできる睡眠薬は、睡眠改善薬と呼ばれています。これらは医師の診断によって処方される睡眠導入剤とは違い、風邪薬などに含まれる「抗ヒスタミン」という成分の催眠作用を利用している薬です。そのため比較的副作用は少ないと考えられていますが、当然全くないわけではありません。連続的な使用や、誤った飲み方を続けると、苦しい副作用に悩まされてしまうことになります。
市販の睡眠薬(睡眠改善薬)を使用している人、使用しようと考えている人は、その意外な副作用をしっかりおさえておきましょう。

 

どんな副作用があるの?

 

市販の睡眠薬の副作用をご紹介します。
@ 熟睡できない
睡眠改善薬は、熟睡を促すために作られたものではありません。風邪薬を飲んだ時の眠気と同じものなので、あくまで浅い眠りに導いてくれるだけのものなのです。
A 日中の眠気
睡眠改善薬を服用することにより眠りが浅くなってしまうため、日中眠くなりやすくなる場合があります。また、薬によって睡眠を導いていることで、本来の眠りのサイクルを壊してしまうことになるため、日中の体にも影響を及ぼしてしまうのです。
B 頭痛
睡眠不足のときや、中途半端に昼寝をしたとき、頭が痛くなることがありますよね。睡眠改善薬を飲むと眠りが浅くなるため、朝起きた時にこれと同じ症状が起こります。
この頭痛が原因となり、日中注意力散漫な状態になったり、異常な眠気を感じるという状態につながってしまうこともあるのです。
C イライラ
浅い眠りが続くことにより、精神的に不安定な状態になってしまうため、些細なことで腹が立ってしまったり、突然イライラしてしまったりすることもあります。
気が立っていることで周囲の人との人間関係も悪化してしまうなど、日常生活にも支障をきたす恐れがあります。
以上の四点が、主に挙げられる市販の睡眠薬の副作用と言えます。

 

長期的な使用は危険!

 

「睡眠導入剤」と違って副作用が少ないとは言われていますが、やはり長期的な使用、また自己判断で使用量を増やしてしまうことは当然危険が伴います。正しい飲み方をしなければ、それだけ副作用による体への影響も大きくなってしまうのです。
睡眠改善薬は一時的な不眠の症状を緩和するためのもので、長期的な服用を目的として作られたものではありません。不眠症を改善させるには、あくまでも用法・用量を守った上での使用が必須です。睡眠改善薬を使用しても症状が良くならない場合は、生活習慣やそもそもの不眠の原因の改善に努め、信頼できる医師に相談するなどの対処が必要です。